どうも☆
2016年9月10日
広島東洋カープ25年ぶり
セ・リーグ制覇!
嬉しさのあまり、
翌朝のスポーツ新聞6紙を
コンビニで買ってきました!
今回はこれら6紙を比べての感想を
書いてみたいと思います☆
■デイリースポーツ
まずはデイリースポーツ。
6紙のうち、デイリーだけが
一面のメインの文字を
直筆で持ってきました。
なんとこの文字、
緒方監督の直筆だそうです♪
一面の記事は緒方監督の
生き様という内容。
そして、デイリーと言えば「阪神」
虎ファンが迷わないよう
一面に「虎記事の場所」の案内が
書いてありました(笑)
緒方監督ファミリー特別手記
こちらでは家族のサポートと
「神ってる」誕生話を掲載。
松田オーナーインタビューも掲載。
黒田と新井の存在について
きかれたオーナーは
「選手会長・小窪」の存在にも言及。
人間力があると評していたのが印象的でした。
そして新井の独占手記。
優勝後にインタビューしたことが
わかる内容となっており、
グッとくるものとなっていました!
興奮状態なのか、
文が文になっていない感じが…!
また豪華プレゼントも用意!
・新井直筆サイン入りバット 1名
・新井直筆サイン色紙 2名
新井のサインには「優勝」の文字。
これは将来かなりの価値を生みそう!
他にも津田恒実夫人の手記、
カープ番記者の25年の振り返りなど
かなり盛りだくさんなデイリーでした♪
■日刊スポーツ
日刊は一面と最終面をぶち抜いた
見開き一面を採用!
採用した写真は緒方監督でなく
胴上げされる黒田の写真でした。
一面では緒方監督の変革ぶりを、
最終面には死球に激昂する黒田を
取り上げる構成。
また、6紙の中で唯一
今年6月に新しい緒方家の一員
犬の「ユウショウ」君が加わった
ことを記事にしていました。
ペットの癒し効果も
優勝につながる要因だったのかも
しれませんね!
この25年を1年毎にまとめた
ダイジェストも掲載。
あんなこともあったなーと
懐かしい気持ちに浸れました。
また、新井の広島復帰の際の、
緒方監督との生々しい会談を
掲載しておりました。
それは加入する前の12月
石原を加えた3人で流川の
フグ料理屋でのこと。
広島ファンは揺れている。
「新井、よう帰ってきた」
「どのツラ下げて帰ってきた」
ファンの声は半々。その見方を変えていくのはお前自身。
チャンスはやる。でも自分がやるしかない。
このようなことを緒方監督が述べたと
書かれていました。
もし、新井がFA移籍せずに
ずっと広島にいたとしたら
この2年間のプレーができていただろうか?
もうやるしかない、
その環境が今の新井につながっていると
改めて思い起こさせましたね。
日刊は他にも唯一、
琢朗コーチを特集!
画伯&気持ちを高める一言
の書かれたホワイトボードが
チームの雰囲気を良くしたと
伝えておりました★
なんとも微笑ましく素敵なお話!
そして日刊は、
他紙を圧倒する様々なデータも紹介!
いや~
見事な情報量デス♪
タナキクマルの座談会も掲載し
バラエティーに富んだ見事な構成
となっておりました!(^ー^)
■サンケイスポーツ
サンスポの一面はこんな感じでした。
なんと6紙の中でサンスポだけ
一面に応援団を入れてきました!
ファンが優勝に欠かせなかったという
メッセージが伝わってきますね。
ですが…!
カープ関連の記事は
この一面のみ!Σ(゚Д゚)
25年ぶりだというのに
なんてこった!Σ(゚Д゚)
かといってヤクルトの記事が
多かったということもないサンスポ。
いろーんなスポーツを
普通に取り上げていました~。
ほぼ通常運転に近い紙面に
かなり驚きましたね。
■スポーツ報知
報知も日刊同様
ぶち抜きの見開き一面を採用。
こちらは一面で緒方監督の変化を、
最終面で家族のサポートを掲載。
また、高木豊さんの分析も掲載。
人員配置が万全だったことが
優勝につながったと解説していました。
そして、歴代カープ番記者の
深い苦しいエピソードたちが
たっぷりと載っていました。
なかでも05年の低調は甚だしく
春季キャンプ中、一番大きく
紙面を割いたカープの記事は
「木村一、山本監督の高級芋焼酎『森伊蔵』を盗み飲み」
だったそう(笑)
報知は今をときめく
鈴木誠也の独占手記を掲載。
しかも優勝決定後のモノ!
その記事によると…
「お疲れ様でした。明日は打ちましょう。最低2本は打ちましょう」
と口に出し、
暗示をかけて寝るようにしてから、
ストレスを取り除けて
ポーンと壁を乗り越えることが
できたそうです♪
最後に報知は
達っちゃんこと達川氏の分析を載せて
締めております。
そこでカープが強くなった理由に
以下を挙げていました。
・懐が深い寛大な球団の姿勢が恩返しの念を生ませている
・琢朗&東出コーチが若手にバットを振らせ続けたこと
・黒田・新井の牽引
日本では
初球から手を出してくる打者の場合
「ボールから入って様子をみろ」
と教わるが
黒田は
「初球から打ってくる打者だったら、初球を打たせればいい。1球で終わる」
と説いたという。
そのメジャー流プラス思考が
投手陣にも浸透したのが大きかった
と述べていました。
他紙と違う記事を多く掲載し、
巨人メインの報知という空気も
この日ばかりは全然感じない構成でした☆
■スポーツニッポン
スポニチの一面は黒田。
そして黒田の独占手記も
一緒に載せてきました!
これも6紙の中で唯一!
黒田はそこで
以前はあった投手と野手の溝を
今は埋められた、と語っていました。
また、こんなデータも。
おめでとう!黒田!
そんなスポニチは
黒田のサイン色紙を3名に
プレゼントする模様。
黒田推しで攻めます!
2面3面はぶち抜き。
そこでも新井の記事が
またたまらん感じに。
「誰かのため、何かのためを思った時、こんなにも力が出るんだ…と思い知った。もし広島に戻ってなかったら、もう辞めていたと思う」
新井の本心が掲載されていました。
また、神ってる誠也の記事では
入団会見前夜もホテルの駐車場で
バットを振っていたという話や
アシックスで特注スパイクを作り
バットも調整したことが
さらに彼を飛躍させたという話を掲載。
そして、マツダスタジアムは
日本初の左右非対称の球場
というマメ知識なども
ぶっこんできました(笑)
その他、データについても触れ
逆転勝ちの多かったカープでの
V打ランキングなども♪
お~!
丸と新井がすげぇ!
カープ年表は豪華に球団創設から!
その年の主な出来事が
掲載されていたのですが
その中から気になったものをご紹介!
1954年
新婚旅行中のジョー・ディマジオから2日間の指導を受ける1956年
広島総合球場でスタンドからビンが投げ込まれ巨人選手負傷1966年
ファンが投げたビンで右翼線審負傷。応援団の応援一時見合わせ1990年
5月12日巨人戦で「忍者男」現行犯逮捕
タナキクマル座談会は
日刊の記事と被っていましたが
スポニチのタナキクマル座談会記事の方が
日刊よりさらに長く充実していました!
あまり他紙では
取り上げられていなかった
中継ぎ&抑えの記事も!
そうよ、もっともっと
取り上げてあげてよ!
と思いました☆
総じて守備範囲の広さを感じる
スポニチさんでした!
■東京中日スポーツ
こちら東京中日スポーツです。
読んでみると
「あれ?この文どっかで読んだぞ?」
となりました。
そう、
デイリースポーツに載っていたものと
同じものがところどころに
そのまんま載っていたのです。
一部抜粋という感じに
デイリーより短くなっているところも
多々ありました。
一面の緒方監督の胴上げ写真も
デイリーとほとんど同じ…。
この2紙の関係とはいかに…。
また、一面の隅には中日の記事。
2面にもパラリンピックの記事が
入ってきており、
カープどっぷりな構成とは
なっていませんでしたね。
どことなく他人事なテイスト…。
そんな中でもよかったなと思ったところが
ありました!
「今季カープベストゲーム10」
意外にも他紙ではこのようなまとめは
ありませんでした。
優勝する年には
神ってる試合があるというものですよね。
ちょっと今シーズンの記憶が
甦りました♪
■まとめ
ということで
各紙をみてみました!
各紙がカープに割いた面数
デイリースポーツ | 8面 |
日刊スポーツ | 8面 |
サンケイスポーツ | 1面 |
スポーツ報知 | 7面 |
スポーツニッポン | 約7面 |
東京中日スポーツ | 約6面 |
ほぼ各紙が芸能面で
カープ芸人の喜びの声などを
約2面を使い掲載していました。
そんな中サンスポだけが
異次元の掲載量の少なさ!!!
びっくりしました。
また、トウチュウも
デイリーの二番煎じ的な記事が多く
かつ、他人事テイストな記事が
目立ちましたね。
この2紙はあまりカープファンに
オススメできないなぁと感じました。
逆にバラエティ豊富で
カープ女子にオススメできそうと
感じたのはニッカン&スポニチ。
ユーモアもありデータも豊富で
読んでいて楽しかったです。
真面目な頑張りを感じたのは
デイリー・報知。
真剣な精力取材で
各紙充実な内容でした!
その他、
気になったこととしては
6紙とも前田智徳氏の談話が
一切出てこなかった事…。
これがどういうことなのかは~
今は考えるのやめとこ(^_^;)
はい、以上でスポーツ新聞の
比較はおしまいです。
こんなにスポーツ新聞を買うことは
今までなかったので、
比較できて楽しかったです♪
それでは!